珈琲研究室室長あいさつ

私は大学時代、理学部化学科で量子化学というなかなかマニアックな分野を勉強していました。特に研究者になりたかった訳ではなかったのですが、不確定性原理や対称性の自発的破れに触れ、世界の原理の儚さに思いをはせていました。

そんな生活の中、趣味として興味を持ったのが「コーヒー」でした。

幼いころから両親の影響でコーヒーは身近なものでしたが、インスタントコーヒーの進化に感動したり、コーヒーメーカーの音や香りが好きな程度でした。

大学生になり一人暮らしが始まると、それが当たり前かのようにスーパーマーケットにコーヒーを買いに行きました。すると隣接して1軒の小さな焙煎所があることに気づきます。これが今もお世話になっている「マスター」との出会いです。

コーヒーカップと豆

その当時はコーヒーをプアオーバーする器具なんて何も持っていませんでしたが、バイト代をコーヒーにつぎ込みほしい器具を買い揃えたことを覚えています。また、今のようにコーヒーが流行っていた訳でもありませんし、情報がたくさんあった訳でもなかったので、かなり失敗を繰り返しながらコーヒーを探求していました。そしてその探求は現在も続いています。

この珈琲研究室は、日々、コーヒーと向き合う中でわかってきたことを私なりにまとめ、コーヒー好きな人、学びたい人の役に立てればいいなという趣旨のもと立ち上げたものです。

内容は完全に個人の主観によるものですので、ご理解をお願い致します。また、間違いがあった場合は優しく教えていただけると幸いです。コーヒー文化の発展には皆さんの力が必要不可欠です。