ハナツカコンストラクション慰霊碑作製

概要

ハナツカコンストラクション様より、林業で伐採した樹木や不慮の事故により亡くなった林業従事者の為に慰霊碑を作りたいとのご依頼。

アプローチ

打合せの中で抽象的なイメージを具現化、設置場所全体を空間デザインする。製作は彫刻家の西村大喜氏に依頼。
威徳院の住職に祈祷していただき鎮魂の祈りを込め除幕式を行った。

威徳院住職より、『六大無碍にして常に瑜伽なり』というお言葉を頂きモニュメントの台に刻みました。

モニュメントには宇宙や輪廻、向こう側の世界とのつながりを込められて造形されています。


樹木供養のためのモニュメント(株式会社ハナツカコンストラクション)
羽黒糠目石で制作(御影石)
伐採された樹木と、その行為に伴う全ての方の魂の慰めを目的とし制作。
設置される場所が、異なる時空や次元とが混同し、意識同士の交流が可能になるような空間にすべく、虚空間のあるフォルムを用いて制作した。
六角形で構成されたエネルギーが螺旋的に周回しているような様は、大宇宙にある摂理と生命体の閑麗なる愛が感じられる。

所在地 住所 栃木県矢板市片岡4
寸法 高さ150㎝ 幅 70㎝  奥行き 50㎝ (台座別)

お客様

株式会社ハナツカコンストラクション 様

公式HP|http://hanacon.shichihuku.com/

クレジット

Omori ディレクター

西村大喜

Daiki Nishimura

彫刻家
1986年生まれ 兵庫県宝塚市出身

– 高校通学時 阪急三宮駅前に所在する
– 石彫大成浩氏の作品『風の標識』に感銘を受け彫刻家を志す
– 宝塚造形芸術大学、国立鳴門教育大学大学院にて石彫を学ぶ
– 2011年~2016年 神奈川県相模原市にて大成浩氏のアトリエでアシスタントをする
– 2016年~2018年 栃木県大田原市芸術文化研究所にて研究員を務める
– 2019年6月 栃木県大田原市に所在する築130年の古民家を自ら改装し、あとりえ・あほうとをオープンする
– 現在 従来から研究し続ける石彫作品の制作と共に、竹材を活用した彫刻作品などを軸とし、幅広く制作する

https://ahought.com

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