カフェオレのレシピ|ひつじ珈琲

だいぶ寒くなってきました。体が冷える時期は温かいコーヒーが飲みたくなりますね。そんな時にまろやかなカフェオレを飲むと、心まで柔らかくなる気がします。

実はカフェオレはフランス発祥で、直訳はコーヒーミルクという意味なんです。

また、作り方はいたって簡単。濃い目に淹れたドリップコーヒーと牛乳を混ぜ合わせれば出来上がります。

カフェラテとの違いカフェラテはイタリア発祥で、エスプレッソと蒸気で温めた牛乳をあわせたもの。蒸気で泡をいれるため、カフェオレよりも滑らかな口当たり。エスプレッソとは、強い圧力で抽出した濃厚なコーヒー。


今回はひつじ珈琲のカフェオレレシピをご紹介していきます。レシピ上、コーヒー豆を挽いて淹れますが、簡単なドリップパックで淹れてもOKです!

カフェオレの作り方

カフェオレの材料

ひつじ珈琲のカフェオレ材料


  • いろはブレンド 12g(中粗挽き)
  • 牛乳 80g
  • お湯 120ml(最終抽出量)

コーヒー:牛乳=2:3

カフェオレに必要な道具

必要なもの


  • ドリッパー(ドリッパーの形はお好みで)
  • サーバー
  • フィルター
  • 排水カップ(ドリッパーを乗せられるコップなら可)
  • ケトル(電子でも可)
  • スケール
  • タイマー
  • お気に入りのマグ

カフェオレのレシピ

ポイント:事前に器具を温めておくと、より温かいコーヒーができあがります。※お湯をかけておくだけで大丈夫です

カフェオレのレシピ

  1. ドリッパーにフィルターをセットする
  2. 中粗挽きに挽いたコーヒー粉をいれる
  3. 粉中央から外側までゆっくりお湯を注ぎ、粉全体を湿らせる
  4. 30秒蒸らす
  5. 粉の中央めがけてゆっくりお湯をそそぐ
  6. ドームが膨らんだら、注ぐ→3秒置く→注ぐを繰り返す
  7. サーバーのメモリが120mlになったらきる
  8. 抽出したコーヒーに温めた牛乳80gをいれる
  9. できあがり

 

1.ゆっくりお湯を注ぎ、粉全体を湿らせる


まずはお湯を沸かしておきます。コーヒーがおいしく淹れられる温度は90℃前後。

ただ深煎りは少し低めの86℃くらいがおすすめです。温度が低いと苦みが緩和されるからです。(ひつじ珈琲のマニュアルは90℃で統一)

ドリッパーにフィルターをセットし、中粗挽きに挽いた粉をいれます。お湯を注ぐ前に、粉を平らにならしておきます。平らにしておくと均等にお湯がかかりやすく、抽出ムラを防げます。

そして中央から外側にむかってゆっくりお湯をそそぎ、粉全体を湿らせます。このとき粉が濡れていない箇所があると、味の薄いコーヒーができやすいです。

今回は牛乳のまろやかさに合う、苦みの強いいろはブレンド(深煎り)を使用しました。優しい苦みになるのでおすすめです!もちろん、フルーティーな浅煎りでもお試しください。

2.30秒蒸らす


粉を湿らしたら、30秒置きます。このとき蒸らし時間が短いと、酸味成分が溶けやすいです。また長いと苦みやコクが溶けやすくなります。苦めがお好きでしたら、+10秒くらいしてみるのもおすすめです。

3.ゆっくりお湯を注ぎはじめる 注ぐ→3秒置く→注ぐを繰り返す

 



蒸らしが終わったら、粉の中央にお湯をそそぎ始めます。深煎りの豆はガスを多く含んでいるので、勢いよく注ぐと陥没しやすいです。そのためゆっくり注いでいきます。

陥没とは蒸らし後にお湯を注いだ時、コーヒー粉に穴がポコッと開くこと。陥没しているということは、粉がお湯に接していない所があるので抽出ムラにつながる。


コーヒーのドームが膨らみきったら一旦注ぐのをやめます。そして3秒置きます。またそそぎ始めて粉の淵までお湯がはいったら、注ぐのをやめて3秒置きます。これを2~4回ほど繰り返します。

4.サーバーのメモリが120mlになったらきる

 


抽出量がサーバーのメモリ120ml(だいたいでOK)になったら、ドリッパーを排水カップに移します。このときドリッパー内のお湯を最後まで落としきると、渋みなども抽出されやすいので注意です。

5.温めた牛乳をいれる


牛乳は電子レンジなどで温めておきます。温めすぎにはご注意ください!ちなみに、ひつじ珈琲の公式レシピはエスプレッソマシンのスチームで温めています。

あとはお気に入りのマグに、ドリップしたコーヒーと温めた牛乳をいれて完成です!

いかがでしょうか?コーヒーはドリップパックで淹れても出来ますので、ぜひお試しください!それでは、楽しいコーヒータイムをお過ごしください。

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掘り下げていく番組です。

ひつじ珈琲の珈琲研究室

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