パナマ ハートマン農園
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パナマの国土
パナマは中央アメリカに位置し、北はカリブ海、南は太平洋に面した細長い国です。
コロンビアとコスタリカの間にあり、有名なパナマ運河が国の経済と交通の要になっています。
首都はパナマシティ。人口は約430万人(2024年時点)で、中米の中では比較的安定した経済を持つ国です。
コーヒー生産量は年間約4,800トンと、決して多くはありませんが、その品質の高さでスペシャルティコーヒーの聖地として世界的な評価を受けています。
パナマのコーヒーの特徴
栽培品種
パナマといえば「ゲイシャ種(Geisha)」が有名です。
ゲイシャはエチオピア起源の品種で、他のアラビカ種にはない華やかな香りと繊細な酸味が特徴です。
パナマの火山性土壌と気候が、この希少品種の個性を最大限に引き出しています。
その他にもカトゥーラ種、ブルボン種、ティピカ種なども栽培され、多様な風味のコーヒーが生まれています。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)、ナチュラル(Natural)、ハニー(Honey)など多岐に渡ります。
特にナチュラルやハニーは、果実味豊かで香りの強い仕上がりになります。
グレーディング
パナマでは標高によって3段階に格付けされます。
HB(Hard Bean ハード・ビーン) 標高1050m〜1350m未満
EPW(Extra Prime Washed エクストラ・プライム・ウォッシュト) 標高900m〜1050m未満
また、ベスト・オブ・パナマというコーヒーの品評会での評価や農園ごとのブランド力が品質の指標にもなっており、入賞ロットは世界中のロースターやバリスタから注目を集め、オークションでは高額で取引されます。
味わいの特徴
パナマ産コーヒーは、フローラルで明るい酸味、シトラスの果実感、紅茶のような質感を備えています。
特に浅煎りでその魅力が最もよく引き出されます。
パナマ ハートマン農園の特徴
栽培地域
ハートマン農園(Finca Hartmann)は、パナマ西部のチリキ県、カンデラ地区のサンタクララ、コスタリカの国境も近い、人里離れた山岳地帯にある農園です。
標高は約1,260m〜1,500m。広大な熱帯雨林に囲まれ、コーヒーの栽培に理想的な環境です。
この農園を開いた、ハートマン家は1940年代から3世代にわたってコーヒーづくりを営んできています。
コーヒーの品評会「ベスト・オブ・パナマ」では立て続けに上位を獲得しており、その品質は世界中で知られるようになりました。
品種と精製方法
ハートマン農園では、ゲイシャ種、カツーラ種、ティピカ種など複数の品種を栽培していますが、今回販売しているのはカツーラ種。
軽やかな口当たりが特徴の品種です。
精製方法はウォッシュト。クリーンな味わいに仕上がっています。
味わいの特徴
パナマ ハートマン農園を飲んだ第一印象は「まろやか」。
酸味も柔らかで、バランスが良く、口当たりがなめらか。ほんのりチョコレート感が感じられるクリーンな一杯です。
農園の風景を感じながら味わってみてください。
販売店舗
ONLINE SHOP

店舗にてご購入の際は事前に公式LINEでのご予約いただくと確実でおすすめです。
ぜひご利用ください。
本店
栃木県大田原市中野内735
080-7667-6169
11:00~17:00
火・水・木曜日定休
※コーヒー豆、グッズの販売のみ
ハーモニーホール店
栃木県大田原市本町1-2703-6
0287-47-4646
10:00~17:00(L.O.16:30)
不定休(ハーモニーホールの休館日等に準じます)
西那須野店
栃木県那須塩原市三島2-10-6
0287-47-4914
10:00~18:00
水曜日定休
大雄寺店
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