コーヒーと一緒に読みたい、喫茶店にまつわる本３選

はじめに

ハーモニーホール店のMicakoです。だんだんと秋らしくなってきましたね。

ハーモニーホール店でも読書をしながらコーヒーを飲まれる方が結構見られるようになってきました。

今日はコーヒーを飲みながら読みたい、喫茶店を舞台にした本を３つご紹介したいと思います。

コーヒーが冷めないうちに/川口俊和

あらすじ

とある街の、とある喫茶店、「フニクリフニクラ」には不思議な都市伝説があった。

その店のある席に座ると、その席に座っている間だけ望んだとおりの時間に移動ができるという。

ただし、そこにはめんどくさいルールがあった。

そんな不思議な喫茶店を訪れた４人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

おすすめポイント

34か国で翻訳され、世界中でベストセラーになっている本です。

また、2018年には有村架純さん主演で映画化もされており、私もAmazon Primeで視聴しました。

過去を変えることはできないけど、過去に戻ることで、自分の気持ちは変えることができる。前を向いて歩くことができる。

とても勇気づけられる作品です。

 3分で読める！コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語/『このミステリーがすごい！』編集部 編

あらすじ

喫茶店にまつわるショートショート・アンソロジー。

以下の25作品を収録。

おすすめポイント

1作品が3分くらいで読めてしまうので、ちょっとした隙間時間に読むのにちょうどよい作品集です。

作品ごとに、くすっと笑えるものもあれば、泣けるものもあり。

色々な作品が楽しめてとてもお得な一冊です。

常識のない喫茶店/僕のマリ

あらすじ

「働いている人が嫌な気持ちになる人はお客様ではない」
――そんな理念を掲げる喫茶店で繰り広げられる日常を描いたエッセイ。

失礼な客は容赦なく「出禁」。
女性店員になめた態度をとる客には「塩対応」。
セクハラ、モラハラ、もちろん許しません。

ただ働いているだけなのに、なぜこんな目にあわなければならないのか。
治外法権、世間のルールなど通用しない異色の喫茶で繰り広げられる闘いの数々!
狂っているのは店か? 客か?
あらゆるサービス業従事者にこの本を捧げます。

おすすめポイント

この本は、私の弟が営む、NIGHT CAFE FEEKAの昼の部、令和喫茶ZIZZにて手に取り、そのまま一気に読み終えてしまいました。

令和喫茶ZIZZ Instagram

NIGHT CAFE FEEKA Instagram

飲食、サービス業を経験したことのある方なら誰しも共感できることがあると思います。

私もあるー！と深く頷きながら読んでいました。

日本はチップ制度もないのにサービスがよいとよく言われますが、それにお客さんが甘んじてはいけません。

従業員だって人間。嫌なお客と真っ向から向き合うところがとても爽快です

まとめ

以上、喫茶店にまつわる本3つをご紹介しました。

秋の夜長にコーヒーと一緒に楽しんでみてはいかがですか？

夜にコーヒー飲んだら眠れなくなってしまう！という方にはデカフェがおすすめ。

ミルクを入れてカフェオレにするとホッとする味に。

色んな味を楽しみたい！ショートショートアンソロジーのようなコーヒーセレクション。

今なら6周年巾着付き。この巾着が文庫本を入れるのにぴったりでした。

私もこの巾着に本を入れて持ち歩こうと思います。