【新入荷】インドネシア バリ神山(しんざん)

本日は、またまた新しく入荷した、インドネシア バリ神山についてご紹介していきます。

インドネシアコーヒーの特徴

インドネシアの国土

インドネシアは東南アジア南部に位置し、赤道をまたぎ約18,000の島々からなる島嶼(とうしょ)国家
首都はジャカルタ。国土は日本の約5倍の広さで、人口は世界4位の約2.7億人です。
1949年に植民地だったオランダから独立し現在のインドネシア共和国となりました。
約300の種族がいる多民族国家で、公用語のインドネシア語のほか500以上の言語が話されています。
火山も多く肥沃な土壌を持つことから、農作物の栽培にも適している豊かな農業国で、コーヒーの生産量は世界第3位を誇ります。

インドネシアコーヒーの特徴

①生産されるコーヒーの90%がロブスタ種

コーヒー豆は大きく「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類に分けられます。

アラビカ種
▶︎世界の生産量の約6割
▶︎日本で飲まれているコーヒーのほとんどがアラビカ種
▶︎スペシャルティコーヒーのほとんどがアラビカ種
▶︎酸味が強く、花のような甘い香りが特徴的
▶︎標高1000-2000メートルで栽培される
▶︎霜、乾燥、病害虫に弱いため、栽培に手間がかかる
ロブスタ種
▶︎世界の生産量の約4割
▶︎主に缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに使用される
▶︎コーヒーらしい苦みや渋みが強く感じられ、酸味は弱め
▶︎麦のような香ばしさがある
▶︎標高300~800mの低地でも栽培できる
▶︎病気に強く、高温多湿の環境に適応する

インドネシアで栽培されているコーヒーの90%がロブスタ種です。
もともとはアラビカ種を多く栽培していたインドネシアですが、1990年代初めに「サビ病」が大流行しアラビカ種が大きな被害を受けてしまったことから、病気に強いロブスタ種の栽培が始まり、以降広く浸透しました。
「スペシャルティコーヒー」であるアラビカ種は、主にスマトラ島、バリ島、スラウェシ島(トラジャ地区)で栽培されており、「マンデリン」「トラジャ」などが有名です。

②スマトラ式

インドネシア独自の精製方法である「スマトラ式」
他の精製方法が、完全に乾燥させてから脱穀するのに対し、水分が50%ほど残った生豆の状態で脱穀するのが最大の特徴です。
雨が多い土地柄のため、乾燥期間を短くするために考案された方法で、独特な力強いコクや大地や土っぽいフレーバーを醸し出します。

③グレーディング

インドネシアのコーヒーのグレーディング(格付け)は300g中の欠点豆の数によって行われます。
Gはグレードのことです。

G1:0〜11個
G2:12〜25個
G3:26〜44個
G4:45〜80個
G5:81〜150個
G6:151〜225個

バリ神山の特徴

産地

バリ島キンタマーニ高原の中心に位置する標高1717mの活火山「バツール山」の麓、標高1,150〜1,650mで栽培されたアラビカ種です。
「バツール山」はバリのヒンドゥー教で「神々の住む聖なる山」として、信仰の対象とされており、神が祀られている山の麓で作られた高品質なコーヒーに尊敬の意を込めて「神山(しんざん)」と名付けられました。

製法

インドネシア独自のスマトラ式ではなく、ウォッシュト(水洗式)製法
癖がなくクリアな仕上がりになります。

味わい

インドネシアのコーヒーらしい力強さがありつつも、喉にスッと入ってくるクリアで飲みやすい味わい
アイスにするとさらにすっきりとした印象に。
コーヒーカードのイラストは力強さをイメージしたティラノサウルス。
ぜひコレクションしてみてくださいね。

スポンサーリンク

取り扱い店舗

バリ神山は、本店、ハーモニーホール店、西那須野店、大雄寺店で販売します。
公式LINEでもご予約できますので、ぜひご利用ください。

LINEで予約する

ONLINE SHOPでも販売中です。

本店
栃木県大田原市中野内735
080-7667-6169
11:00~17:00
火・水・木曜日定休
※コーヒー豆、グッズの販売のみ

ハーモニーホール店
栃木県大田原市本町1-2703-6
0287-47-4646
10:00~17:00(L.O.16:30)
不定休(ハーモニーホールの休館日等に準じます)

西那須野店
栃木県那須塩原市三島2-10-6
0287-47-4914
10:00~18:00
水曜日定休

大雄寺店
栃木県大田原市前田928-1
営業時間 ※2/20グランドオープン
9:30~17:00(L.O.16:30)
火、水曜日定休

 

 

ひつじ珈琲のYouTubeチャンネル
コーヒーに関することを科学的にマニアックに
掘り下げていく番組です。

ひつじ珈琲の珈琲研究室

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。