コロンビアコーヒーの特徴は?味や品種、美味しい飲み方についても紹介!

 

こんにちは、Sakiです。
コーヒーを選ぶ上で、絶対に知っておきたい産地別コーヒーの基礎知識!

今回は、日本の缶コーヒーなどでも多く使用されているコロンビアコーヒー!
コロンビアコーヒーの特徴や、味、美味しい飲み方についても紹介していきます。

 

コロンビアの概要

    • 面積:1,139,000平方キロメートル(日本の約3倍)
    • 人口:5,127万人
    • 首都:ボゴタ
    • 言語:スペイン語
    • 気候:標高により熱帯気候、亜熱帯気候、温帯気候、寒帯気候に分かれます。
    • 位置:赤道直下。コーヒー栽培に適している北緯25°~南緯25°の地帯「コーヒーベルト」にあります。

標高5,000mを超えるアンデス山系のふもとで生産されるコロンビアコーヒー。
生産者のほとんどが小規模農園ですが、ブラジル、ベトナムに次ぎ、世界第3位の生産量です!

また、各地域で雨季と乾季がバラバラであることから、ほぼ年間を通して収穫期があるのも特徴の一つです。

 

コロンビアコーヒーの歴史

コロンビアでコーヒーが栽培されるようになったのは、1730年頃と言われています。
キリスト教修道院に植えられたコーヒーの木が始まりとされており、その後キリスト教関連施設に広がっていき、国内での栽培が少しずつ増えていったそうです。

そして、1927年にコロンビア国立コーヒー生産者連合会(FNC)が発足。
コーヒーの生産から流通までを管理し、スペシャルティコーヒーへの取り組みを積極的に行っています。
シェードツリーを利用した栽培、ハンドピックによる収穫、水の利用を抑えるための小規模農家用の最新機器の導入など、独自のアプローチで高品質な豆を生産しています。

 

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コロンビアコーヒーの栽培品種

主に、カトゥーラ、カスティージョ、コロンビア、ティピカなどアラビカ種を栽培しています。

 

コロンビアコーヒーの精製法

ウォッシュドが中心。

ウォッシュド(水洗式):果肉を除去した後、水に漬けてミューシレージを分解し、乾燥させてからパーチメントを剥ぎ取る方法。

※ミューシレージ・・・タネを包むネバネバした粘液質
※パーチメント・・・果肉の中にある内果肉

 

コロンビアコーヒーの味わい

コロンビアは南北に広がる国土を持つため、地域によりコーヒー豆の香りも変わります。
地域ごとの飲み比べをしても面白いです!

北部 1,000〜1,300mとやや低めの標高。コクが強めで酸味は少ない。
中部 1,300〜1,700mとコーヒー栽培に適した標高。バランスが良い。
南部 1,800mを越える標高で寒暖差も大きい。柑橘系のフルーティな香りと酸味が強い。

 

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コロンビアコーヒーの評価方法

コロンビアの評価方法は、スクリーンサイズ!
主な等級は、以下のように格付けされています。

エクセルソ プレミアム S18(7mm)以上
エクセルソ スプレモ S17(6.75mm)~
エクセルソ UGQ S14(5.5mm)~

※13以下は輸出されず、基本的には国内流通となります。

 

コロンビアコーヒーの代表的な豆

コロンビアコーヒーも、有名な豆がたくさんあります!
特に、代表的な豆を2つ紹介します。

 

コロンビア エメラルドマウンテン

エメラルドマウンテンは、コロンビアコーヒーの中で、約3%しか満たない厳選された高級豆です!
柑橘系のフルーティーな酸味が甘い香りと深いコクをより引き立てます。

 

コロンビア スプレモ

コロンビアスプレモは、豊かな酸味とコクがあり、ナッツのような香りが特徴です。
やわらかな苦みと酸味のバランスが良いため、ブレンドのベースとしてもよく使用されています。

 

コロンビアコーヒーの美味しい飲み方

個人的オススメは、焙煎度が深煎りの豆!
そして、ナッツ系のお菓子との相性が最高です!是非お試しください。

 

ひつじ珈琲で扱っているコロンビアコーヒー

ひつじ珈琲では、以下のコロンビアコーヒーを扱っています。
コロンビアの味はどのようなものか、そしてコロンビアの中でもどのような違いがあるのか、飲み比べしてみると面白いかもしれません!

 

コロンビア エメラルドマウンテン

【産地】アンデス山脈
【精製法】ウォッシュド
【標高】1600m以上
【焙煎度】4#(中煎り)

【コーヒーマイスターの評価】
高品質。時として王道が最も異端だと知る。

 

コロンビア エメラルドマウンテン  極【焙煎度9♭】

【産地】アンデス山脈
【精製法】ウォッシュド
【標高】1600m以上
【焙煎度】9♭(極深煎り)

【コーヒーマイスターの評価】
強く力強い苦味は王者の風格

※本店、ネット販売のみの取扱いです。

 

コロンビア クレオパトラ

【産地】バイェデルカウカ州
【農園名】ミランダ農園
【品種】ティピカ、ブルボン
【精製法】ウォッシュド
【標高】1700m~1850m
【焙煎度】10(深煎り)

【コーヒーマイスターの評価】
エリック・サティのピアノ曲、ジムノペディ第一番のようなコーヒー。

※本店、ネット販売のみの取扱いです。

 

コロンビア デカフェ

【焙煎度】8(深煎り)
【カフェイン抽出方法】液体二酸化炭素抽出法 CR-3 Kaffeeveredelung
M.Hermsen GmbH(ドイツ)

【コーヒーマイスターの評価】
カフェインを控えている方へ、ノンカフェインのコーヒー。

 

まとめ

今回は、コロンビアコーヒーを紹介しました。
余談ですが、コロンビアコーヒーは、焙煎初心者の方も、比較的焙煎しやすい豆だと思います。
是非、自家焙煎にもチャレンジしながら、コロンビアコーヒーを堪能してみてください!

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