デカフェコーヒーとは?カフェインレスとの違いやデカフェコーヒーのメリットについて紹介!

こんにちは、Sakiです。
最近、日本でも多く見かけるようになったデカフェコーヒー。
欧米ではデカフェコーヒーの需要が高く、市場の20%程度を占めるほどになっているそうです。

デカフェコーヒーは、「夕方や夜でもコーヒーを飲みたい」「妊娠中(授乳中)だけどコーヒーを飲みたい」という方など、カフェインを気にしている方におすすめです!

しかし、実際デカフェコーヒーとはどのようなものなのか、よく分からないと言う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、デカフェコーヒーの特徴や、メリット、カフェインレスとの違いについても紹介していきます。

デカフェコーヒーとは?

デカフェコーヒーとは、カフェインを取り除いたコーヒーのことを指します。

日本では、カフェインを90%以上除去したコーヒーは「カフェインレス」「デカフェ」と表示することが出来ます。(レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約)
※カフェインが「ゼロ」ということではないので注意!

カフェインとは?

そもそもコーヒーに含まれているカフェインは、どのような作用があるのでしょうか?
主に、以下の作用があると言われています。

  • 覚醒作用(眠気覚まし)
  • 胃酸分泌促進
  • 利尿作用
  • 運動亢進作用
  • 代謝促進
  • 鎮痛効果作用

カフェインのメリット

もちろん適量であれば、良い効果もたくさんあります。

  • 眠気覚ましになる
  • 集中力・注意力向上
  • 消化が良くなる
  • むくみ予防
  • 疲労感の軽減
  • 運動能力の向上

カフェインのデメリット

しかし一方で、健康な成人の方でも多量摂取したり、妊婦さんやカフェインが弱い方にとっては、悪い影響が出てしまうこともあります。

  • 眠れなくなる
  • 胸やけがする、吐き気を催す
  • めまい
  • 心拍数の増加
  • (妊婦さんの場合)流産、出生児が低体重となるリスクがある
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カフェイン摂取量の目安

日本では、カフェイン摂取量の明確な基準や具体的な目安を示していませんが、海外では以下のとおりカフェイン摂取量の目安を示しています。

米国

米国食品医薬品局(FDA)は、健康な大人は1日当たり400 mg(コーヒーでは4~5カップ程度)までであれば、カフェインによる健康への危険な悪影響はないとしています。ただし、妊婦、授乳婦、妊娠予定の方や服薬している方は、カフェインの摂取による影響を受けやすくなる場合があるため、かかりつけ医に相談することが推奨されています。

世界保健機関(WHO)

カフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料は同じくらいの量のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対しコーヒーを1日3~4カップまでにすることを呼びかけています。

《参考》飲料100mlあたりのカフェイン量の目安

全日本コーヒー協会では、以下のカフェイン量目安を掲載しています。

レギュラーコーヒー浸出液 約60mg
(コーヒー豆の粉末10gを熱湯150mlで浸出)
インスタントコーヒー 約60mg
(インスタントコーヒー粉末2gを熱湯140mlに溶かす)
紅茶 約30mg
(茶葉5gに熱湯360mlを加え1.5~4分浸出)
煎茶 約20mg
(茶葉10gに90℃の湯430mlを加え1分浸出)
ウーロン茶 約20mg
(茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出)

※コーヒーは、豆の種類やコーヒーの淹れ方でもカフェイン量の違いが出てくるので注意!

デカフェコーヒーのメリット

ここからは、デカフェコーヒーのメリットについて紹介します。

量や時間帯を気にせず飲める

夕方や夜にコーヒーを飲んでしまうと寝つきが悪くなってしまうという方も多いのではないでしょうか?
そんな方も量や時間帯などをあまり気にせずに飲むことが出来ます。

妊婦さんやカフェインに弱い方も飲める

妊婦さんやカフェインに弱い方も飲むことが出来ます。
私も妊婦になって、かかりつけ医に1~2杯なら問題ないと言われていましたが、やはりリスクに対して不安な気持ちもあり、デカフェで安心してコーヒーを楽しむ機会が多くなりました。

 

デカフェコーヒーの味は?

デカフェコーヒーと普通のコーヒーの味の違いはあるのでしょうか?

やはり普通のコーヒーと味わいの違いはあります。
個人的には、デカフェの方があっさり・すっきりとしているコーヒーという印象。
しかし、ミルクを入れてカフェオレにするとほとんど変わらない程度の違いかなと思います。

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カフェインレス・ノンカフェインとの違いは?

デカフェ以外にも、「カフェインレス」「ノンカフェイン」と呼ばれるものもあります。
デカフェとカフェインレス、ノンカフェインの違いは何なのでしょうか?

明確に定義されているものはないようですが、一般的には以下のとおりと言われています。

デカフェ

本来カフェインを含んでいる飲料や食物からカフェインを取り除いたものを指します。

カフェインレス

カフェインが含まれていないわけではなく、カフェイン含有量が少ないものを指します。

ノンカフェイン

もともとカフェインが全く含まれていないものを指します。
(ローズヒップティー、ルイボスティー、麦茶などはノンカフェインです!)

カフェインの抽出方法

カフェインって、一体どのように抽出しているのでしょうか?
ここからはちょっとマニアックな内容になりますが、カフェインの抽出方法を簡単に5つ紹介します。

有機溶剤による抽出

1905年頃にドイツで開発されたとされており、溶剤に溶け込ませることでカフェインを含む成分を取り出す方法です。
※溶剤の危険性から、現在の日本では輸入が認められていません。
また、他の成分も一緒に取り除いてしまうというデメリットがあります。

水による抽出

世界で最も主流になっている、水を使ってカフェインを除去する方法です。
※スイスウォーター(スイス)、マウンテンウォーター(メキシコ)の2種類があります。

まず、生豆を水に漬けこみ、生豆が持っている成分を溶かし出します。
その後、カフェインを有機溶媒を利用したフィルターを通して除去し、カフェイン以外の成分を生豆に戻すのだそうです。
(こんなことが出来るなんて驚きです…)

超臨界二酸化炭素による抽出

二酸化炭素を高圧でストレスをかけ、液体でも気体でもない状態にし、カフェインを除去する方法です。
(文系の私にとっては、内容が難しすぎて「?」が多い内容でした…)
安全性が高い抽出です。

液体二酸化炭素による抽出

生豆を液体二酸化炭素につけ、カフェインを溶かしだす方法です。
こちらも安全性が高い抽出になります。
また、コーヒー豆に優しい条件で抽出することが出来るため、香りや味が損なわれにくく、コーヒー本来の美味しさを残せる新しい抽出方法として注目されています。

品種改良・遺伝子組み換え

品種として、コーヒーノキからカフェインを無くす方法です。
しかし、コーヒーノキにとってカフェインは、外敵から身を守るための武器(毒)!
そのため、カフェインを含まない木は無防備な状態である事から、栽培が難しく、品種改良も難しいそうです。

 

ひつじ珈琲で扱うデカフェコーヒー

ひつじ珈琲でも、デカフェコーヒーを取り扱っています。

コロンビア デカフェ

【焙煎度】8(深煎り)
【カフェイン抽出方法】液体二酸化炭素抽出法 CR-3 Kaffeeveredelung
M.Hermsen GmbH(ドイツ)

まとめ

今回は、デカフェコーヒーを紹介しました。
どのような場面でもカフェインをあまり気にせず飲むことができ、近年は日本でも身近な存在になっているように感じます。
(カフェでも「カフェインが入っていないドリンクありますか?」と聞かれることがあります。)

是非一度、デカフェコーヒーを試してみてはいかがでしょうか?

ひつじ珈琲のYouTubeチャンネル
コーヒーに関することを科学的にマニアックに
掘り下げていく番組です。

ひつじ珈琲の珈琲研究室

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